医療法人星音会 なかむら耳鼻咽喉科
〒904-2235
沖縄県うるま市字前原308番地1

TEL:098-998-1212

耳鼻咽喉科領域の腫瘍性疾患

  • 当院ではCTなどによる画像検査やNBI内視鏡を用いた検査による早期発見に努めており、高度医療機関と緊密に連携してご紹介します。

1. のどのがん(咽頭・喉頭がん)

耳鼻科でファイバースコープ(内視鏡)を用いて直接観察し、早期発見がしやすい代表的ながんです。

  • 喉頭(こうとう)がん:声帯にできることが多く、「長引く声枯れ」が初期症状として有名です。(喫煙歴との関連性があります。)
  • 上咽頭(じょういんとう)がん:鼻の奥にできるがんで、鼻詰まりや耳が詰まった感じ(耳閉感)が初発症状になることがあります。
  • 中咽頭(ちゅういんとう)がん:扁桃腺の周りにできるがんで、のどの違和感やしこりで気づくことがあります。
  • 下咽頭(かいんとう)がん:食道の入り口付近にできるがんで、のどのつかえ感や飲み込みにくさが特徴です。(飲酒歴との関連性があるといわれています。)

2. 口・舌のがん(口腔がん)

鏡で直接見える位置にあり、口内炎が治らないという理由で受診されるケースが多いカテゴリです。

  • 舌(ぜつ)がん:頭頸部がんの中で比較的頻度が高く、舌の縁(横側)にできやすいがんです。
  • 口腔(こうくう)がん:歯茎(歯肉がん)や、頬の粘膜(頬粘膜がん)などにできるがんです。

3. 首・腺組織のがん(唾液腺・甲状腺がん)

「首のしこり(腫瘤)」を主訴に来院された際、超音波(エコー)検査などで見つかるがんです。

  • 甲状腺(こうしょうせん)がん:首の前面(のどぼとけの下)にある腺組織のがんで、比較的若い女性にも見られます。
  • 唾液腺(だえきせん)がん:耳の下(耳下腺がん)や、あごの下(顎下腺がん)にある唾液を作る組織にできるがんです。

4. 鼻・耳のがん(希少がん)

頻度は低いですが、耳鼻科の専門領域として網羅しておくべき疾患です。

  • 鼻腔(びくう)・副鼻腔がん:鼻の中や、ちくのう症で膿が溜まる空洞にできるがんです。片側だけの鼻血や鼻詰まりがサインになります。
  • 外耳(がいじ)・中耳がん:耳の穴や、鼓膜の奥にできる非常に珍しいがんです。